今、iPod classicが使う理由
今時使っている人はほとんどいなくなってしまいましたが、iPodが好きなんです。
特にクイックホイール操作ができて、大容量のiPod classic。
惜しまれつつも2014年に廃盤となっています。
私は時々iPodを引っ張り出してきては
ホイールをくるくると回し、有線イヤホンで音楽を聴くことを楽しんでいます。
本記事では
- iPod classicの魅力
- 今iPod classicを購入する方法
- 今、使う上での注意点
- あると便利なアイテム
についてまとめます。
iPodファンの方と共有できれば嬉しいです。
iPod classicの魅力
クイックホイールの操作感
1番は何といってもクイックホイール操作が楽しいこと。
「カリ、カリッ」という小気味良いクリック音とともに選曲する操作はiPodならでは醍醐味です。
当時使っていた人には懐かしく、一方で使ったことがない人には新しく感じられるのではないでしょうか。
円形の操作系はシンプルでデザインとしても美しく、つい触りたくなりますね。
持っているだけでも気持ちが上がります。
大容量
最大160GBの大容量を音楽専用に使える贅沢。(動画も入れることはできますが)
ほとんどの方が容量を気にすることなく、PC内の音楽を丸ごと同期することができると思います。
いちいち同期対象のアーティストを取捨選択する必要がないですし、
聴きたい時に聴きたい曲が入っていない、なんてこともありません。
スマホに依存しない
音楽プレーヤー全般に言えることですが、音楽を聴くことに集中できることは魅力の一つだと思います。
スマホで音楽を聴いていると、
曲を選んだ流れでつい他のアプリをいじってしまい、結局音楽を聞いていない。
なんてことがよくあります。
音楽に気持ちを集中して楽しむ方法として、非常に良いと思います。
また、スマホとは独立した端末を持つことで、バッテリーや容量を気にせず使い倒せるのも良いですね。
今やスマホのバッテリーが切れようものなら不安で仕方ない時代(?)です。
スマホのバッテリーが減っていようとも気にせずiPodで音楽を楽しみましょう。
iPodなら電源が切れても困ることはありませんからね。
今、iPod classicを使う上での注意点
今iPod classicを使う場合の問題点についても触れておきたいと思います。
Bluetoothは使えない
iPod classicやnanoなど、クイックホイール系のiPodはBluetooth非対応です。
Air Pods などの無線イヤホンは原則(※)使用できません。
(※)方法が全くないわけではありません。
対策:Bluetoothトランスミッター
トランスミッターを使用すれば、Bluetoothで音声データを飛ばして無線イヤホンや無線スピーカーで音楽を聴くことができます。
iPodで使用できるトランスミッターは主に2種。
- イヤホンジャックに差し込むタイプ
- 30ピン(底面の充電するところ)に差し込むタイプ
なお、おすすめはイヤホンジャックへ接続するタイプです。
理由は、
- 30ピンのものはBluetooth規格が古い
- イヤホンジャックタイプの方が汎用性が高い
特にapple製やbeats製のイヤホンをお使いの場合は、
以前Appleストアでも取り扱いのあった「Twelve South AirFly Pro」がお勧めです。
Apple Musicの曲は入れられない
残念ながらApple Music(聴き放題サブスクリプションサービス)でiTunesライブラリへ追加した曲をiPodに入れることはできません。
- CDから取り込んだ曲
- iTunes Store から購入した曲
あくまでこれらを楽しむ環境としての割り切りが必要です。
今、iPod classicを手に入れる方法
もしiPod classicをこれから入手したい場合のおすすめ機種と、購入方法についてまとめます。
おすすめ機種
オリジナルのiPodは第6世代〜「iPod classic」の名称に変更になっています。
もしこれから入手するのであれば、少しでも新しい型をおすすめします。
多くの場合、中古品が購入の選択肢になると思います。
少しでも発売日が新しい(=使用年が少ない) 物の方が、バッテリー劣化等の心配を減らせると思います。
(もちろん前オーナーの使用方法にもよりますが)
個人的におすすめできる第6世代以降のiPodを表にしました。
世代 | 発売年 | 容量 | カラー | 型番 |
---|---|---|---|---|
第6世代 (iPod classic) | 2007年 | 80GB | シルバー ブラック | MB029J/A MB147J/A |
〃 | 〃 | 160GB | シルバー ブラック | MB145J/A MB150J/A |
第6.5世代 (iPod classic) | 2008年 | 120GB | シルバー ブラック | MB562J/A MB565J/A |
第6.5世代 (iPod classic) ※第7世代と表記される場合もある | 2009年 | 160GB | シルバー ブラック | MC293J/A MC297J/A |
ちなみに私は2009年発売のシルバー(MC293J/A)を使用していますが、バッテリーも全く問題なく使用できています。
入手先
基本的に中古品になると思いますので、リンク切れがあればご了承ください。
Amazon
最新の2009年モデルの販売があるようです。
新品はプレミア価格で高価のため、「中古品の出品」があるかチェックしたいところ。
楽天
Amazon同様、新品・中古ともに販売されていますが、やはり新品はプレミア価格。
メルカリ、ヤフオク等のオークションサイト
ジャンク品が出品されているので選定が必要であったり、他方法より少し購入の手間がかかりますが、安く入手できる可能性もあります。
iPod classicと合わせて使いたいアイテム
ケース
今後入手がより難しくなるiPodですから、ケースは是非つけておきたいところです。
ホイール周りの高さが生まれることで、ホイール操作しやすくなる効果もあります。
保護シール
iPod背面は光沢のあるステンレスです。
美しい鏡面仕上げは傷もつきやすいため、ケースをつけるとしても保護シールを貼っておきたいですね。
MFI認証のイヤホン
音量変更や曲送りをイヤホン側行いたいことも多いため、MFI(Made For iPod)認証を受けている製品の使用をお勧めします。
iPodをポケットに携帯する場合、基本的に誤操作防止のためロックをかけることになります。
例えば音量変更したい時に、[ポケットから取り出す→ロックを外す→ホイールを操作] の流れは手間がかかるのでイヤホン付属のリモコンでの操作が理想的です。
私の使用しているイヤホンもご紹介しておきます。どちらも良い音を鳴らしてくれつつ、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
カナル型:Shure SE215
非常にバランスの取れた有線イヤホンです。
耳の後ろを通す”Shure掛け”する形になっており、ケーブルのタッチノイズを軽減できます。
開放型:Bose SoundSport in-ear headphones
主にスポーツ中や、外音にも気を配りたい時に使用しています。
Bluetoothトランスミッター
上でもご紹介しましたが、昨今のBluetoothイヤホン・スピーカーでの出力をしたい場合、トランスミッターの使用が必要となります。
まとめ
今あらためて大好きなiPodについてまとめてみました。
音楽の聴き方も多様化してきましたが、
そのデザインの素晴らしさ、便利さは不変です。
一時代を築いたiPodに
お気に入りの音楽を詰め込んで持ち歩く。
その喜びは他に変えがたいものがあります。
もしご参考になれば、
また少しでもiPod仲間が増えたら嬉しいです。
それでは。
コメント
全く同感です。私は80G の i-pod を使っていますが一杯になりそうです。Apple は後継機を製造する気はないのでしょうか。Apple Musicに誘導したいのでしょうね。個人所有の音楽ライブラリは視聴履歴として個人的に重要なんだが、appleはそんなユーザの思いはどうでもいいのでしょうね。