【富士フィルム】X-T30 で『XF35mm F1.4 R』神レンズを使う
富士フィルムのミラーレスカメラ「X-T30」を愛用しています。
レンズは「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」を使用しているのですが次第に
- より小さく
- より軽く
- より明るい
そんなレンズが欲しくなってきました。
今回、富士フィルムのレンズ群の中でも「神レンズ」と呼び声高い名機『XF35mm F1.4 R』を購入しました。
X-T30との組み合わせを見ていきたいと思います。
XF35mm F1.4 Rについて
実焦点距離35mm(フルサイズ換算50mm)という標準画角のレンズ。人間の視野に近いと言われるその画角は、ポートレートなど幅広い撮影に利用できます。
またF1.4という大口径によって、開放時の柔らかなボケ味が味わえるし、
絞ればバキッとした描画も可能。
デザイン・サイズ感
軽量で手の中にすっと収まる小ささ。そしてクラシカルなデザイン。
完全に僕のツボ。
メタル性の角形フードがまた良い味わいを醸し出します。
また、わずか187gと本当に軽い。
「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」のズームレンズが310gなので半分程度の感覚です。
カメラを持ち出す心理的ハードルが下がりますし、
ズームレンズと両方持ち歩きたい場合も苦にならないのが良いです。
使用感
「全群繰り出し」(レンズの前玉が動く)によってフォーカスを合わせる仕様になっています。
これはやや古いレンズの設計だけれど、「ジジッ…」と小さな音とともにフォーカスする様には、どこか心惹かれるものがあります。
“カメラで写真を撮っているな” という気持ちにさせてくれるレンズです。
最新の設計ではないがゆえ、オートフォーカス速度が遅めとの指摘もありますが、X-T30に搭載されている第4世代センサーとの組み合わせにより、写真撮影においては問題を感じません。(動画撮影をされる方は駆動音を含め適さないかもしれない。)
- 富士フィルムレンズの大定番
- ふんわり、滑らかなボケ表現
- 第四世代センサーとの組み合わせでオートフォーカス速度の弱点を克服
- 角形レンズフード が格好良い
X-T30とXF35mm F1.4の組み合わせ
ルックス
X-T30と『XF35mm F1.4 R』を組み合わせたときのルックスを見ていきたい。
真ん中が『XF35mm F1.4 R』。
そのコンパクトさが伝わると思います。
続いて、X-T30に装着した様子。
まとめ
クラシカルな富士フィルムのカメラにマッチする短焦点レンズを入手できてとても嬉しい。
所有感に満たされます。
加えて、小さい・軽いことは正義と感じます。
どこに行くにも持ち出したくなるセットアップを構成することができたことは大きい。
最後に僕がこのレンズを購入する決め手となった言葉を載せたいと思います。
富士フィルムのトレーラー動画の中で語られています。
このレンズが存在する限り、ずっと使い続けるのだと思います。
フォトグラファー:Charene Winfredさん
もう数年前に発売されたレンズなのだけれど、唯一無二の魅力がある。
古いとか新しいでは語れない、まさに名機なのだと思います。
良い動画なのでぜひご覧ください。
それでは。
レンズフィルターはKenkoのPRO1Dを使用しています。
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